株式会社第一計器製作所

ダンプナー ZKVシリーズ

ダンプナー ZKVシリーズ

概要

オリフィス効果を利用して瞬間過大圧や脈動圧を緩和する調整式の緩衝装置

  • 最高使用圧力/20MPa
  • 耐圧試験圧力/30MPa
  • 使用流体/液体

ダンプナー 外観

ZKV-1ZKV-1
ZKV-2ZKV-2

操作の説明

操作の説明
  1. 通常、中心ねじ①は締め込んでありますから流体の流れは遮断されています。念のためにドライバーで確認してください。六角の締め付けナット②を多少緩めますと、ねじ①を廻し易くなります。
  2. ねじ①を左廻しに緩めますと通路は開きます。調整は、運転開始時にゲージの指針の振れが約1秒程度で最大圧になるよう、少しづつ廻して調節しますと、一般には脈動圧に対しても最良の抑制効果が得られます。
  3. 脈動圧調整が主体のときには、少し緩めた位置から脈動の幅が極力小さくなるように徐々に締め込んで調整してください。ねじを締める程度は流体や圧の高低、あるいは脈動圧の性質によって相違しますが、締切った位置からおよそ0.5~1.5回転程度以内です。戻し過ぎると破損しますのでご注意ください。
  4. 隔膜装置とゲージ間にダンプナーを挿入した製品は、あらかじめ中心ねじ①を調整済みのため[調整済のため触らないでください]のシールを貼って出荷しますが、ご使用先の脈動サイクルや脈動幅によっては最適条件に微調整した方が良い効果が得られる場合もあります。
  5. 最後に六角ナット②を締め付けておいてください。

型番選定

タイプ
ねじ

標準仕様・性能

一般用途仕様下記各内の選択項目を記入

型式選択 仕様
①タイプ ZKV1 ZKV-1型
ZKV2 ZKV-2型
②ねじ 材質 ねじ(メス×オス)
黄銅 SUS316
221 226 G1/4B×G1/4B
271 276 G1/4B×R1/4
331 336 G3/8B×G3/8B
381 386 G3/8B×R3/8
441 446 G1/2B×G1/2B
491 496 G1/2B×R1/2

外形図

品名 タイプ 一般材質 耐食材質
ダンプナー KV-1 ダンプナー KV-1
KV-2 ダンプナー KV-2
アクセサリー 一覧