
注意事項
- 計器の運搬の際には出来る限り振動を避けて下さい。落としたり、打ち付けたりする事は計器破損の原因となります。
- 圧力計は、真直ぐに取り付けて下さい。
- 圧力計を取り付ける時は、必ず六角部、四角部又は、二面取り部(ねじ上部)にスパナを使用して締め付けて下さい。
圧力計のケースを持ってねじ込む事は、絶対に避けて下さい。
- 圧力計は見易い所に取り付けて、視差が出ない様にして下さい。
- 圧力計はコック又は、バルブを介しての取り付けが望ましいです。
これは、運転中に取り付け、取り外しが可能になり、圧力計の保安上大切です。又、長時間の加圧稼働状態で、放置される場合は、必ずコック、又はバルブを閉めて下さい。
- 急激な加圧、又は減圧をする事、及び過大圧の導入は避けて下さい。圧力計故障の原因になります。
- 圧力計を勝手に分解しないで下さい。可動部に油をさす事もいけません。
- 圧力計は、次の様な場所への取り付けを避けて下さい。
イ・・振動の多い所 ロ・・温度の高い所 ハ・・腐食性ガスの漂う所 ニ・・湿気又は埃の多い所
止むを得ずこの様な場所に取り付ける時は、後記Bをご参照ください。
- 圧力計の取り付けレベルと、測定流体の測定レベルとの差にご注意下さい。
気体の場合はその誤差は僅少ですが、液体の場合は補正の必要があります。
- 予備の圧力計を長く保管する場合には、湿度に充分注意して、振動のない静かな場所に保管して下さい。
- 圧力計を長期に渡って正しく使用する為、定期的な検査の実施をお勧めします。
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- 蒸気等高温の流体に使用する場合には必ずパイプサイフォン、又はタンクサイフォン等を介して圧力計を取り付け、高温流体が圧力計内部に流入しない様にして下さい。
- 止むを得ずボイラー壁等高温な場所へ取り付ける場合は、断熱材を介して取り付け、圧力計本体の温度上昇を極力防止して下さい。
- 測定流体に脈動がある所に使用する場合には、脈動緩衝装置(ダンプナー)を介して取り付けて下さい。
- 取り付け部の振動が大きな場所に直接取り付けた場合、指示が読み取りにくく、短時間で圧力計は破損します。
この場合、隔測隔膜式圧力計、又はグリセリン入り圧力計(前記3の場合も含む)の使用をご検討ください。
- 腐食性ガスの介在する場所、湿気、埃の多い場所で使用する場合には、密閉型、耐蝕型等使用目的に適合した圧力計を用いて下さい。
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